眠いままに今朝の新聞を読んでいたらびっくりして目が覚めた。
映画監督テオ・アンゲロプロスが24日に交通事故で亡くなったというのだ。
享年76歳。
まだまだ大作を準備中だったという。
「旅芸人の記録」を最初に見たときはつまらなかった。長くて長くて辛かった。今はなき一番町にあった名画座で寝たことを覚えている。
しかし、年が経ち再び「旅芸人の記録」を見たら面白くてたまらなかった。
自分の映画の見方が変わったのか、成長したのかさだかではないが、それ以来「シテール島への船出」「霧の中の風景」「ユリシーズの瞳」「永遠と一日」「エレニの旅」と見てきて、わしにとって特別の映画監督の座についた。
前にも書いたが現在書いている「方丈の海」は「エレニの旅」から大きなインスパイアを受けている。まったく似せ姿として書かれているわけではないが、その映像を思い出す。
しかし、多分次回作で「エレニの旅」は登場することになる。
「方丈の海」も書き終わっていないのに次回作のことを言うのもなんだが、次回作は21世紀頭の放浪を描く芝居になる。
放浪せざるを得なくなった人々とは?そう原発難民のことだ。
一作だけ重要な映画を見ていない。
「こうのとり、たちずさんで」。紀伊国屋から17000円で買うしかないか。
合掌。
ところで、”OCT/PASS"若手が自主公演を行う。
HPでも告知しているが、つかこうへいの出世作「熱海殺人事件」をやる。
風邪引いたり、「方丈の海」を書かねばならなかったり、「冬眠」の稽古だったり、青森行きがあったりと、稽古を見に行ける状況じゃなかった。
どういう仕上がりになっているものか、ブログくらい書いてお客を呼べよ。
”OCT/PASS"のファンが一斉に逃げたりしたら大変だな。
ま、「方丈の海」でまた取り返すけど。
とにかく死にもの狂いでガツガツやってほしいと願う。
明日から29日まで。予約は”OCT/PASS"HPからどうぞ。(1845)